1.古くから親しまれている民間薬草 「びわ」 |
びわの葉療法は一見素朴な療法でありながら長い歴史に培われた自然療法です。びわの葉に含まれている「アミグダリン」という物質が、病気の原因となる汚れた酸性血液を、健康体に必要な弱アルカリ性の血液に浄化する働きがあると言われています。
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2.びわの葉療法とやり方 |
●びわの葉を患部に貼る法 |
体温によってびわの葉が温められると、薬効成分が皮膚から浸透して、神経痛、腰痛、内臓などの痛みや火傷などに効果があると言われています。 びわの葉は体温によってすぐに乾いてパリパリになってしまうので、裏側にラップなどを貼っておき、光沢のある表面を肌にあて、テープや三角巾などで動かないようにしておくと良いでしょう。
かぜなどで頭痛、のどの痛み、熱のあるときは、その部分に、せきには胸と背中に貼ります。
この方法は、もっとも手軽にできて広く行われています。
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●びわの葉のマッサージ |
緑の濃い厚手のびわの生葉の光沢のある表面を焦げない程度に火であぶり、2枚合わせてすり合わせてから、患部に直接あてて押し揉むようにします。
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●びわの葉エキス |
びわの葉を水でよく洗います。葉の裏側の毛もきれいにおとします。水分を拭き取り良く乾かします。ハサミで巾1cm位に刻んだ葉、100g位をホワイトリカー1.8リットルに漬けます。夏場で2ヵ月半、冬場で4ヶ月位でホワイトリカーが茶褐色になったら出来上がりです。
・ハチミツなどを加えると飲みやすくなります。
・慢性の内臓障害には、毎日、盃に0.5から1杯位を水で割って飲むと良いらしい・・・・。
・水でうすめて化粧水のようにも使えます。
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●びわの葉のお風呂 |
びわの葉数枚を幅3cm位に刻んで布袋に入れ浴槽に入れます。肌がなめらかになりとてもあたたまります。
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●その他 |
<生葉のまま> びわの葉温灸療法
<乾燥させて> びわの葉茶など
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